SV 最終780位 レート1929 シングルS12
TN:ざきた 最終780位 R1929 71勝43敗
初めての最終三桁ということで、拙い文章ですが構築記事を書こうと思います。
思考の整理も兼ねているため、無駄な内容が多すぎんだよという意見は受け付けません。
構築経緯
これまでは、知識の習得や経験の土台固めを第1目標、最終三桁を第2目標として主にスタン構築を使用していましたが、なかなか結果が出せませんでした。そこで、方向性を変えてキョジオーンや毒菱展開に注目して今季のランクマに潜りました。
序盤
今からキョジオーンを使っても周りとの練度の差で勝てないとよく言われますが、それはあくまで最終1位や一桁二桁レベルの話であって、ひとまず最終三桁を達成するために最も近道となる方法はキョジオーンを使いこなすことなのではないかと考え、序盤はキョジ入りのレンタルパで練習することとしました。
しかし、現環境がキョジに向かい風であることとそれに伴い前期の上位(レンタル)が軒並み選出誘導用にキョジを入れているだけであったこと、そしてなにより自分のプレイングがクソすぎたことから、思うような手ごたえが得られませんでした。
中盤
次に、毒菱の刺さりが良さそうであったこととこれまでと大きく異なる視点が得られそうという理由から、前期最終44位のもやしさんのレンタルをお借りしてチオンドクガに触れてみることにしました。
その結果、毒菱展開を警戒した相手はすかさずカイリューサーフゴーを投げまくってくることがほとんどで、とにかくこの並びがキツいことが分かりました。反対に、それ以外には比較的有利に立ち回ることができたことから、対カイリューサーフゴーを基本選出、チオンドクガの毒菱展開を裏選出にしようと考え、ここから構築を組みました。
終盤
体感、妖テラス電磁波カイリューとスカーフサーフゴーの数が多く、1舞した最速鋼テラスカイリューで貫通できそうだと考えました。そして、カイリューで貫通するための場を整えるため、初手要員ガブリアスの代わりにブエナ電磁波ハバタクカミを採用。カミ+カイリューでは暁ガチグマがキツすぎるため、連撃ウーラオスを3体目として、基本選出が完成しました。
また、このままでは毒タイプ入り受けループに手も足も出なかったため、ドヒドイデやハピナス意識のサイコショック入りサーフゴーを最後のピースとし、6体が決定しました。
個体解説
チオンジェン@食べ残し 妖テラス
イカサマ / 宿り木の種 / 身代わり / 守る
192(252)-x-167(252+)-x-156(4)-90
知らないうちにこっちが有利になって相手に降参を押してもらえる快感ポケモン。
暁ガチグマ対面では、ギリギリまで身代わりを見せないことによって、相手に守る読みハイパーボイスを選択させ、次ブラッドムーンを打てば勝ちと確信したタイミングで絶望の身代わりをお見舞いすることができます。宿り木とできれば毒が入っている前提ではありますが。イカサマ+妖テラスでオーガポンともやりあえる。
下振れはあるのに上振れがないポケモンなので、運勝ち枠はハバタクカミに任せています。
テツノドクガ@厚底ブーツ 草テラス
炎の舞 / サイコキネシス / どくどく / 毒菱
187(252)-x-93(100)-160-130-165(156+)
S:最速ウーラオス抜き
毒撒き要因。毒菱だけ打って退場という試合もあり、絶対に落とせない最後の数試合は信頼が薄く選出できませんでした。ただ、ハバタクカミに受け出しして、安全に毒を撒くことができる動きは非常に強かったです。
初めはヘドロウェーブを採用していましたが、数少ない対象の炎オーガポンには8割以上テラスを切られたので、連撃ウーラオスやドヒドイデへの打点となるサイコキネシスに変更しました。
テラスタイプは本来ゴーストにしたかったのですが、テラピース集回が怠く草テラスに。ただ、カイリュー入りにはほぼ選出しなかったので結果的に全く問題ありませんでした。
持ち物は、当初ブーストエナジーでしたがハバタクカミに取られたため、チオンドクガ選出によるサイクル戦意識の厚底ブーツとしました。
ハバタクカミ@ブーストエナジー 水テラス
ムーンフォース / 祟り目 / 挑発 / 電磁波
161(244)-x-117(252+)-155-155-157(12)
HB特化。カイリューの起点作りとして初手に選出していました。炎オーガポンと暁ガチグマを投げられることが多かったので、オーガポンには電磁波→祟り目連打(麻痺れば突破、倒されてもカイリューの起点)、ガチグマにはムーンフォース連打で退場→死に出しウーラオス→トリルパなら交代読みビルドor身代わりとパターン化されていました。襷連撃ウーラオスが来ると苦しいですが全く来ませんでした。
ディンルーもキツいのですが、数が非常に減っていたため切っていました。出されたときはヘビボン+妖テラバ連打で3タテされるレベルです()
初めは痛み分けを採用していましたが、ステロを撒かれるとカイリューで貫通作戦が難しくなってしまうため、挑発に変更しました。
カイリュー@いかさまダイス 鋼テラス
スケイルショット / アイアンヘッド / 地震 / 竜の舞
167(4)-186(252)-115-x-120-145(252+)
S:最速
言うまでもない最強ポケモン。1舞スケショ5発で大体のポケモンは葬ることができます。1舞目にスカーフサーフゴー引きでトリックを打たれることがありますが、臆病S212振りのサーフゴーまでは抜けているので技を固定されずに済みます。裏まで貫通できる技を選んで全抜きしちゃいましょう。
また、カイリューミラーでは妖テラス読みアイアンヘッドを選ぶ度胸も試されました。
連撃ウーラオス@パンチグローブ 鋼テラス
水流連打 / ドレインパンチ / 身代わり / ビルドアップ
205(236)-152(12)-130(76)-x-81(4)-154(180+)
襷で使っていましたが、カミ+カイリューの選出・型ともに前期最終6位の構築とほぼ同じであったため、ウーラオスは全く同じ型で使用することにしました。努力値意図は元記事を参照ください。
トリル展開中に身代わり+ビルド→ガチグマのハイパーボイスに合わせて鋼テラスで全抜きできたりもします。身代わりでキョジオーンにも強い。
ガチグマをドレインパンチで2発で倒せないことが多いため、もう少し努力値をAに割いてもよいかもしれないが難しい。
サーフゴー@隠密マント 水テラス
ゴールドラッシュ / サイコショック / 悪巧み / 自己再生
193(244)-x-161(252+)-153-111-106(12)
対受けループ専用機。悪テラスハピナスは知りません。ヘイラッシャを意識してゴルラの代わりに10万ボルトを採用しても良かった気がします。
選出
基本選出 : +
+
コンセプト:ハバタクカミで起点作成→竜舞スケショ
カイリューサーフゴー入りのパーティーには全てこの選出をした気がします。
裏選出:or
+
+
コンセプト:毒菱展開
カイリューサーフゴーの少なくとも一方が欠けているかつ毒菱の通りが良さそうな相手の際に選出。
対受けループ:+
+
コンセプト:毒菱を回収しに来て黒い霧を打つドヒドイデをサイコショックで破壊
キツいポケモン
・ディンルー+カイリュー+サーフゴー
無理。ディンルーが無理。あとこの並び使ってるプレーヤーに上手い人多い。
・暁ガチグマ
テラスブラッドムーンでハバタクカミが飛ぶことをなぜか受け入れていますが、普通に不利になります。テラス切ってこなかったらラッキーだと思ってます、そのレベル。
感想
最終3桁という実績を作ることができたので、次はレート2000を目標に頑張ります。まずは結果が欲しかったため連勝中でしたがチキンレースをしてしまいました。レートは周囲の追い上げに左右されないので、これからは最終日も心置きなく潜り続けられます。また、次回作から上位でやれたらレベルの長い目でランクマッチをやっていたのですが、想定よりも早く目標達成することができてとても嬉しいです。
来シーズンはまたDLCで途中から環境変わりそうなので、一旦他のことに集中してきます。お疲れ様でした。